
ワンフェス2025年レビュー
「ねこあざらし」(@nekoazarasiO)のPがワンフェスに行ったことないので視察したいというので、急遽ワンフェスに遊びに行く事になった。
コロナ以降、こういうイベントに遊びに行かなくなったので、数年ぶりかなぁ・・・
とりま、ブース番号などは確認しないで、行き当たりばったりでブラブラ遊びに行くことにした。

ちなみに「ねこあざらし」とは、動物専用の薬局屋 https://nekoazarasi.com/ で、
ここのキャラデザからシール制作、漫画(原作&作画)、動画制作(音楽は別)、声優などのアートワーク全般をZineenが担当してます!

昔からのZineen読者の皆様はご存じかもしれませんが、イベントなどに遊びに行く際は「出会い記念シール」という無料シールを毎回新規に作成して会った人に配布しているのですね。
このシール保持数にヨリ、Zineenに出会った回数がわかるのです!
そしてほとんど会える可能性が低いので、駄玩具界の「メタルスライム」と呼ばれてるぐらいだぁぁ!!!
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てなわけで【1日】でシールとキンケシ風ケシゴムをハンドメイド製作する!
そして完成したのが上記の画像というわけだ。

実は、ゴムフィギュアは1体しか持っていかなかった。(シールはアンカットの関係で多いけど)
これだけ別素材で抜いたけれど、横から見ると・・・

型とゴム素材がくっついて部分的に穴が開いたり上手くいかないのだ。(しかも修正ができない)
だいたいワンショット目は成功するけど、2~3回も抜くとゴム素材フィギュアの制度がいまいち・・・
ようするに「型の耐久性」がもたないのである。
ちなみに「硬質レジン」なら、何ショットでも抜ける。
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それだけ【ゴム素材】でハンドメイド制作するのは、ハードルが高いのである!!!
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もちろん業者に頼めば30~40万ぐらいでゴム素材フィギュアは簡単に作れる。
そこをハンドメイドでやるからこその『自作』なわけよ。
『硬質レジン・軟質ゴム』これは天と地ほどのハンドメイドで自作するのは大変なことなのである。

ワンフェスでタツノコのイベントをやっていたので見に行く。

チビルさんの作品が展示されてたのでブースに遊びに行く。
チビルさんも、ハンドメイド専門で作品を制作してる人で、ゴム素材のフィギュアや、マスクなどを販売してるので情報交換することにした。
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俺「ゴム素材をシリコン型で抜くと耐久性がもたなくて…チビルさんの手法だと何ショットぐらい抜けます?」
チ「同じシリコン型を7年使ってるね~」

俺「え??7年間も型が壊れてないんですか!?」
チ「この前、1個だけシリコン型が壊れたけど、あとは平気」
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いやぁ、~びっくりした。ビックリくりくりクリック栗ぐらい驚いた!
チビルさんの手法も、俺は個人的に研究してどういう素材で制作してるかは知っていたが、俺の手法のほうが素材の単価が安価ですむので、型の問題されクリアできれば量産できるので悩んでいたのだけれど・・・・

※チビルさんのゴム素材ハンドメイド作品
これ作るのに型が7年間も壊れないですむのなら、元のゴム素材が今よりも多少高額であっても、トータルではコストダウンがはかれるではないか!
俺のゴム素材と、チビルさんのゴム素材は、まったく性質がことなる『ゴム』なんだけれど、量産できるなら、チビルさんのゴム素材のほうが俺のゴム素材よりも軍配上がる。
ということで、今後の素材と手法については、チビルさんのやり方を採用しようと思ったのであった。

途中でコスプレしてる人の場所があったので、写真とろうと思ったら、なんか並ばないといけないみたいでやめた。w
昔は、人だかりになって、皆がガンガン写真を撮影してたのだけれど、多分ルールが変更になったのかな?
コスプレしてる人の前に、一列で並んで1人づつが撮影するという感じになってた。
セクシー系とかだと長蛇の列だったけど、ミギー(漫画『寄生獣』のキャラクター)は並んでなかったのでミギーと写真を撮ることに!
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どっちがコスプレかわからん!!!wwww
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いや、ミギー!よく考えたら裸やんな!?
ミギー!君が一番のセクシーダイナマイトやでぇぇぇ!!!

ブラブラ探索してたら、【余所者works -yosomono works-】さんのブースを偶然発見!
本人がいなかったので、少し待って、戻ってきたので挨拶。
俺は、マイケルラウとかのテイストのソフビが好きで、その昔、余所者さんが初期のレジン時代に製作してた作品もっている。
余所者さん、昔は「レジンは壊れやすいので、いつかソフビで作りたい」と言ってらっしゃってて、今では、立派なソフビARTISTになってて、香港とかにも出品しているのである。

左が、余所者さんのレジン時代の作品。右が、マイケルラウ。
マイケルラウといえば90年代の香港TOYとしては有名で(他にも、エリックソウ、鉄人兄弟など)このテイストのソフビが主流だった。

ワンフェスを今回回ってみて、かなり「香港&台湾」の作品も多く参加されてたが、テイストとしては、こういう感じのものが多かった。
マイケルラウみたいなストリート系のフィギュアは、まったく見かけなくなってしまった。
そもそも日本のストリートの雰囲気も、様変わりしてしまったけれど。香港や台湾も昔のような環境ではないので、そういう影響もあるのかもしれない。
ちなみに、香港と台湾のブースは、キョンシーは多かった。これも文化的背景が関係してるんだろう。
キョンシーとゾンビってホラーシステムまったく同じだからね。でも欧米ではゾンビで、香港と台湾ではキョンシーが主流。
フランス行ったときのマクドナルドのハッピーセットなんか、ゾンビの仮面だったからね。w
日本のハッピーセットだと、ポケモンとかでしょ。国によってもTOYの感覚が違うんだよね。

あとワンフェスのタツノコブースに「みなしごハッチ」とか、見かけなかったので、もっと早く知ってれば、ウチも本家とコラボして「みなしごハッチ」のフィギュアとか出したかったな~
「摩訶不思議奇妙話」(みなしごハッチ元アニメーター+Zineenコラボ) https://zineen.stores.jp/news/60d11030d7e1d82544e5ef1d
とか、せっかくあるのでね。
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ちなみに、当時のアニメ「みなしごハッチ」のストーリーがつまらないとアニメーターが判断したら、直接、絵コンテを描き直して、オリジナルの物語にしてたからね。w
今の時代では考えられないだろうけれど、そうしたライブ感覚があるからこそ、高視聴率アニメになったのかもしれない。

PS:シールが少し余ったので通販で配布します。(プリズム素材がいつもと少し違う素材です。観てわかるかな?w)