本物ホログラムのバラ売りについて解説
本物ホログラムシールのバラ売りについて解説したいと思います。
まず初めに注意点として、1枚1枚キャラクターごとのバラ売りの方が制作コストがかかるため価格帯が高くなります。
アンカットでの販売や、6枚の絵柄をまとめて1セットで販売していたのは、そのほうが安く販売できるからそうしていました。
しかし、1キャラごとのバラ売りで販売してほしいと言う問い合わせが非常に多いので、今回アンカット(未裁断)を裁断してバラ売りで販売することにしました。
個別の問い合わせでも説明していますが、1枚ごとの販売の方がコストがかかるので販売価格が上がってしまいます。これは単純にまとめ売りをバラ売りにすれば1枚単価安いままで販売できると言った計算方法にはならないためです。ホログラムは価格設定の計算が他のシールとは全く異なるのでご了承ください。
今回アンカットシールを裁断して特殊加工しバラ売りにしたため、もう手元にアンカットシールはありません。(現在アンカットもっているのは購入者1名様のみです。レア度が増しました・笑)
これから新規のキャラクターでホログラムを制作していく予定ですが、今回のシールの売れ行きや再販リクエスト等の様子を見て今後今まで作ったキャラクターのホログラムシールを再販するかどうか決めたいと思います。
また、キャラや素材によってホログラムの価格が違うのも枠の取り方で制作コストが異なるのと、素材の加工によるコストが違うからです。
例えば「天照大御神、ネクロポリス、ラブゴッドヴィナス&ジャック」の4枚は、他よりも価格が高くなります。これは2回目のホロ実験の作品のためアンカットの6枠でホロが作れず最初からデータが1枚づつで制作してホロを作っているためです。
未販売ですが「ホログラムキング、おみくじシールホロ」は、もっと高額です。最初にテストで作ったホログラムのため、自分用の1枚しか存在していませんが、枚数が少なく1枚(1キャラづつ)制作するほうがコストが高くなるわけです。
ちなみに「ホログラムキング、おみくじシールホロ」のときは、カラーホログラム(金ホロとかそういうの)技術が確立できたないため、銀ホロと黒ホロしかできませんでした。
現在は、3回のホログラム実験の結果、かなりの種類のホログラム制作に成功しており、カラーの自由度もそうですが、サイズも48×48mmだけでなくビックリマン2000サイズ(52×52mm)も可能です。(上記画像参照。左が52サイズ右が48サイズ、)
1枚のホロ単価を下げるには、6枠を1つの巨大ホロとして制作して数十枚ほどたくさん印刷したものを裁断して6枚1パックにするという方法があります。ただこれだと1キャラづつのバラ売りはできないわけです。
これ(1パック)をバラ売りにして1枚づつにすればいいと思うかもしれませんが、そうすると価格は上がるんです。これがプリズムシールとは違う所で、ホログラムは枠が少ない&枚数が少ないほど単価は上がります。
本物ホログラムのバラ売りが高いため、オマケとして上記画像のような疑似ホロを付属しています。1枚単価が少しでもお客様の特になるようにとバラ売りのみに付属させてます。
そして今年から4回目のホログラム(新規絵柄)の実験に入ろうとおもいます。
今、新しいホロの表現手法を思いついたので、それが成功するかどうか実験したいのですね。どこまでホログラムを作り続けられるのか?どこまで技術向上できるのか?は、わかりませんが、ホロは自作シールでも圧倒的にリスクが高いですが、それでも挑戦したいのです。
正直、印刷所でホロ作ったほうが、4柄アンカットで160万円ぐらい?1柄40万円ぐらいの製作コストで500~1000枚ぐらい?で印刷できるので、そのほうが楽でしょう。
んじゃ、ここまで自分で努力してきたホログラム技術や他のシールのハンドメイド技術を簡単に捨てるのか?と問われれば、難しいし、もったいないわけです。
というか、自分独自のホロ技術なわけですから、実験によってさまざまなホログラムが作れる道を今の自分は大変でも選択しているわけです。
ちなみに、「宇宙ホログラム」というのを今回出しますが、これ1番高いです。この下地の素材が「80年代の製作された本物ホログラム素材」で、もともとはオトギークの最後のキャラクターで使うつもりで10年前に問屋で入手した、非常に貴重な素材です。
この素材は、もう市場で入手できないので、これを在庫を切らすわけにはいかないのです。これにホログラム加工してダブルでホログラム処理してるため、わざわざ「レア」って文字をいれてるぐらいですから。それぐらい貴重です。
「宇宙ホログラム」の素材じたいが今の技術で作れないので、貴重なんですね。(80年代のホログラムの技術は、今とは作り方が違うため)
今回1枚だけ出しますが、次に再販希望があっても1枚だして終わりです。他の銀ホロとか金ホロとか黒ホロとかとは、レアの理由というかレベルがちがうので。
物理的に、多く枚数が出せないので、ガチで数が出せないやつです。
とりあえず、自分用に保管していた全てのホログラムを手放しますので、欲しい人は、お早めに。(上記ホログラム写真。ほとんどが1点モノです。枚数がアホみたいに少ないので・・・)
もう手元にあるホログラムが、それで全部ですから。次に再販しなければ、それで終わりです。
再販リクエストがあれば、検討しますが、必ずしも再販できるとは限りません。極力欲しい人の手元に残るようには努力しますが、とにかくホログラムはコストが高いのでご了承ください。(けっしてぼったくりなわけじゃぁないのです・苦笑)