
コジコジ原画展レビュー
コジコジの原画展が立川で開催されてたので、見に行ったときのレビュー。なにげに鬼太郎茶屋のついでに連続で見に行ったのである。
つーか、コジコジ知ってますかね?「ちびまる子ちゃん」の「さくらももこ」の漫画。

原画は撮影禁止なので、入口の写真のみ掲載。つーかデカ!
めちゃくちゃ広い空間に、原画(漫画原稿)が、ガッチリと展示されていましたよ。

展示内容の本を購入したので、こういう原画展だったよというのをイメージしてもらえたらと思います。
漫画原稿にしろシール原画にしろ、やっぱアナログ原稿を生で見れるというのは、ちょっとテンションあがるよね。

ちなみにコジコジが掲載されていたのは、90年代で、「きみとぼく」という雑誌に連載されていた。
この雑誌1冊だけ持ってるけれど、ソニーが少女雑誌を発売したということで珍しかったので買って持ってたんだよね。
やかん君が、ざる君になった話が掲載されてた。(笑)

広告が・・・まったく流行らなかったと思うんだけれど。どうだろ?
ポケベルの時代って短かったよね。このあとすぐにPHSだから。
だいたい数字を解読して文字として読むなんて文化が、ダサいと思ってたから個人的にポケベルはハマらなかったね。
イライラ解決なんて広告にのってるけれど、ポケベルはイライラしかないわ。(笑)

「オリジナル原画プレゼント」だってさ。しかも一点モノの手描き。
これ、「のだめカンタービレ」の作者だね。天才ファミリーカンパニーって、この雑誌だったのか。単行本では見たけど、まぁまぁ面白い。
デジタルとアナログは、性質違うんだから、アナログ文化の価値というのはデジタルとは違う流れで残るんだよね。

90年代だからパソコンやネットが普及する直前の時代。
このときはネットという空間じたいが未知数だし、個人HPが1億アクセスとかヒットする時代だから。
Googleもないし。youtubeもない。
すべて、そういうサービスは個人が考えて発展させてたから。ようするにプラットフォームを個人が作れたわけだが、それが財力ある企業に吸収されたりアイディア盗まれたりして、いまやプラットフォームの中に依存された個人があるという時代になってしまった。
youtubeだって元は個人サイトで、GoogleTVが流行らなかったからGoogleがyoutube買収したんだよね。こういう動画システムじたいはオープンソースで無料で作れたんで。

雑誌の話に戻そう。そもそもピングーの4コマ漫画ってどんなのだよ?と思って読んだら、無言じゃないかと・・・

90年代の画像合成技術がよくわかる広告。
光の反射が暗すぎて、顔がわからないというね。(笑)

かなり話がそれたけれど、コジコジ・ディスココーナーというのが展示会場にあった。
ポケットカウボーイの曲に合わせて踊ってるところを撮影できるという企画らしい。
この歌、電気グルーヴだったんだね。すっかり忘れてたわ。
90年代は、テクノとか流行ってたような気がする。マニアクラブ(マニアックラブ)とか、もうないんだよなぁ。

ということで「さくらももこ」の原画が見れるのは珍しいと思ったので見に行ったけれど、やっぱアナログはいいよね♪というオチでした。
一発勝負でやり直し聞かないという気合がこもってるのがいいんだよなぁ。