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「THE ZINEEN ZONE解説」トワイライトゾーンのオマージュ!?ジニーンゾーンとは?

22年度、最初の新作は「ZINEEN ZONEシール版」となります。



【トワイライトゾーン】:「不可思議」や「超常現象」が起こる場所などを指す造語。「昼」でも「夜」でもない曖昧な時間帯である「怪異が起こる時間」という意味。



一般的には、アメリカで1959年から1964年まで放送されたSFのテレビドラマシリーズの事をいう。



まぁ、この時代には生まれてませんが、リブート(リメイク)された映画やドラマをこの60年間で何度もやっていて、現在2022年もリメイクを放送してますよね。



いわゆるオムニバス形式のドラマなわけですが、スピルバーグなどの著名な監督も影響を受けている作品であります。

もちろんZINEEN ZONEも、この世界観に影響を受けているし、「中年ジャンク(ComicJUNK)」もそうですよね。

まぁ、今回は『シール版』なのですけれど、実は「ソフビ」も作ってます。(笑)

色塗りや、衣装を縫ったりで時間がかかるので、ソフビは販売するか未定ですが(欲しい人がいたら連絡ください。時間あれば作るかも?)

オムニバスドラマを人形に演じさせる目的で作りました。



デザイン的には「トワイライトゾーン」をモチーフにしてるのですが、ここで説明しておかないと、誰もわからないだろうから、掲載しておきます・・・(汗)

左が60年前の「トワイライトゾーン」です。もちろん白黒番組。1話完結のオムニバス形式でした。

もちろん全話視聴済み!この手の作品は本当に好きなので。



右が「ジニーンゾーン」です。シール版と、書籍版があります。本では、ソフビが役者となり物語を演じて、漫画にしています。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09LGRPY2Z/

※書籍版(マンガ)はAmazonにて発売中!

日本でオムニバス形式のドラマといえば「世にも奇妙な物語」が」有名ですね。これの元祖が「トワイライトゾーン」です。



余談ですが「世にも奇妙な物語」のストーリーテラーは「タモリ」の前は「斉木しげる」だったりします。

最初は「奇妙な出来事」として深夜にスタートして、それからゴールデンの20時に放送されるようになりました。



深夜のTVが一番面白い時代ですね。当時、小学生とかかぁ~見てたなぁ・・・(深夜まで起きてる強者!・笑)

ということで元ネタを知っていると、たまらなく面白いシールネタなのですが、ほとんどの人は、知らないでしょうから解説させていただきました。(笑)

こうした物語をシールで組み立てられるというのが、シールの面白さなんですよ!



シールは絵柄が全てではなくて、こうした総合芸術によって世界観を表現できることにこそ意味がある!



これ理解してないと、反後さん(ビックリマン)いらないって事になっちゃうから。ちゃんと児童心理学とか組み合わせたから、ビックリマンのシステムが生まれたんだから。

やっぱそこは忘れちゃいけないと思うんだ。



あだちさん(ネクロスの要塞)と仕事してるさいに言われたけれど「1弾を作るさい、2弾を作れなくても、続きを想定して作れる準備をしておかないといけない」って言われてて。

だから全体MAPという概念が出てくるわけ。

ここらへんは凄く勉強になったよね。



自分にとって、シールは表現手法の1つであり、それをそう掘り下げて、新たな手法を見出せるかの勝負でもある。

そこには、映画やドラマの影響もあるし、ソフビや消しゴムなどの人形や、漫画や小説も含まれるだろう。



過去のシステムを取り入れながら、新しい未来へとつなげていく。だって60年前なんて生まれてもいないのに、それでも影響を受けるわけだから・・・

作品にとっての影響力というものは時間も空間も関係ないのである。



というわけでシール版はコチラをクリック!