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「ガッタイドッキン」解説

■合体シールと怪獣イラスト(ガッキンドッキンのオマージュ)

1988年に「ガッキンドッキン」という超マイナーなシールが発売されていた。3枚の絵柄を組み合わせて怪獣を作るという仕組みで、1枚目のキャラクターのシールを剥がすと「頭」「胴体」「尻尾」が出てくるというもの。

https://www.youtube.com/watch?v=99Av1TgiNZQ

動画は80年代当時のCM。今回は、これをオリジナルシールで再現してみたわけだ。



■絵柄に黒縁の線がない

今回大変だったのは、絵柄のキャラクター。当時のシールを見てみるとイラストに黒い線がかかれていない。つまり色だけでイラストを描いている。これを再現するため、絵の具を塗り重ねる手法で描いてみることにした。

ちなみにストーリーは聖進化と邪進化の進化対決。合体の組み合わせで新しい生物を誕生させることがき、パワーの合計で争う。



■1枚目を剥がすと2枚目の絵柄が出てくる

ダブルシールの処理をすることで1枚目を剥離できるようにした。コストがかかるので、1枚目をシール2枚目をカードにして低価格帯での販売を目指す。結果として1枚100円以下(約90円)が実現!

1枚単価を安くしたので、未剥がしでダブルシール(二枚重シール)にすることが可能になった。もちろん裏書あり。そしてシークレットとしてキラプリズムも追加した。



■長方形サイズ

ガッキンドッキンは、35×60mmの長方形サイズ。これだとアンカットで印刷するさいに、無駄な空白ができるのと、コレクションでファイリングするときに特殊なサイズなのでしまいにくい。

そこで、ガッタイドッキンでは、32×48mmの長方形サイズにしてみた。これだとファイリングするさい、4.8×4.8mmで入るので便利。あとは正方形シールと同じアンカット枚数で作れるので印刷するさい無駄がない。